全国Q地図で配信している、国土地理院の基盤地図情報(標高)の標高データ(PNG標高タイル)です。航空レーザ測量による標高データを使用しているため、地形が詳細に読み取れます。
■利用方法
ブラウザで閲覧する場合
全国Q地図MapLibre版で見る ←プルダウンで「Q地図1A(航空レーザ)」を選択すると、本標高タイルをもとにした等高線や陰影の表示、地図の立体表示が可能です。
GISソフトや他のサイトから利用する場合
以下の「データ」欄に記載しているURL(~{z}/{x}/{y}.png)を設定すると、標高タイルを読み込めます。
■原典資料
・国土地理院 基盤地図情報(数値標高モデル)1mメッシュ(標高)(2023年11月30日時点)
この地図タイルは、国土地理院から以下のとおり測量法に基づく使用承認を得て、上記の測量成果を加工してQ地図タイルとして公開しているものです。
「測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R5JHs727」
■仕様
ファイル形式
・XYZタイル形式(ズームレベル2~17、参照座標系:EPSG:3857 - WGS 84(Webメルカトル))
RGBと標高(h)の変換式
国土地理院方式
x = 216R + 28G + B、標高分解能u = 0.01として、
・x < 223の場合 h = xu
・x = 223の場合 h = NA
・x > 223の場合 h = (xー2^24)u
※無効値は(R, G, B)=(128, 0, 0)
※国土地理院方式はRGBですが、本タイルはアルファチャンネルを付加(RGBA)し、無効値の場合、A = 0,それ以外の場合、A = 255としています。
標高値の算定方法
標高タイルの各ピクセル座標における標高値は、以下のように算出しています。
(1) 最大のズームレベルの標高タイル
基盤地図情報(標高)の標高点のうち、標高タイルの各ピクセルの中心位置の座標に最も近い4つの標高点の値を線形的に平滑化すること(bilinear resampling)により、標高タイルの各ピクセルの中心位置における標高値を算出しています。
(2) 最大のズームレベルより小さいズームレベルの標高タイル
1つ大きいズームレベルの標高タイルの4点の標高値を平均(average resampling)して値を算出しています(無効値がある場合には、無効値を除いた点の平均)。
ただし、作成方法の都合上、1ピクセル程度のずれが生じている場合があります。また、1次地域メッシュ(20万分1地勢図図郭に対応)ごとに作成を行って結合しているため、境界付近で1ピクセル程度の不整合が生じている場合があります。
■利用上の注意
・複製等に当たっては、Q地図タイルの利用方法のページを参照してください。